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No.5【湿り空気線図】の見方について

建築

髙岡 秀樹

筆者 髙岡 秀樹

不動産キャリア10年

多くのお客様と関わった経験をもとに、建築士として25年以上の知識を活かしながら求められているもののヒアリング、掘り下げからお客様のニーズに合わせた柔軟なご提案を的確に行うことができます!
またコミュニケーション能力を活かし、様々な世代のお客様に対して寄り添ったご提案をいたします(^▽^)/

皆さん、温度と湿度のことがだんだんとわかってきましたね(^^)v

今回は結露を考えるうえでとても大切な【湿り空気線図】の見方についてです。

まず、温湿度計を買ってきて部屋に置いてみましょう(^^♪


すぐには部屋の気温と湿度になじまないため、置いて数時間待ちましょう!

今の部屋の気温を確認します。
室温が24℃ならグラフ下の横軸、乾球温度24℃の目盛ですね。

次に相対湿度を確認します。
50%なら右上がりの曲線で50%の目盛を確認します。
乾球温度24℃の目盛を垂直に上がると、相対湿度50%と交わるところがありますよね(。´・ω・)?
その点からまっすぐ右に移動して縦軸の絶対湿度の目盛と交わるところを読むと9.4くらいです。
つまり絶対湿度が9.4グラムとなり、この部屋の24℃で湿度50%の空気1㎏中に
水蒸気が9.4グラム入ってますよという意味です。
次に乾球温度24℃と相対湿度50%の交わる点を左にまっすぐ移動すると
右上がりの太い曲線にぶつかります。
そこが相対湿度100%のラインです。

交わった点から垂直に真下に降ろすと乾球温度の目盛にぶつかります。
その目盛を読むと約13℃くらいです。
つまり、これが露点温度となり、この部屋の空気は温度が13℃以下になると
結露するよ
という意味です。


見方がわかれば簡単ですね\(^o^)/

結露させないためには24℃で相対湿度が50%の空気は13℃以上にしておけばよいのです。

窓ガラスが結露するのはガラス表面が13℃以下になっているから、
部屋の空気が触れることで冷やされて結露するという物理現象なんです。

これで結露のメカニズムがわかりました!(^^)!

ここから有効な結露対策を考えてみましょう!!


まずは一番有効的なのは〇〇〇〇ですね(*^_^*)

他にも〇〇〇〇や〇〇〇〇をするなどもとても効果があります!!

詳しく知りたくなった方はお気軽にお問い合わせください(^_-)-☆

室内環境は各ご家庭でさまざまです。

今の住まいの現状をお聞きした上で、
何が一番最善の対策なのかをしっかりとアドバイスさせていただきます(^.^)


間違った知識や思い込みでやってしまうと、
効果がでないどころか逆効果になってしまいますのでお気をつけください(^^ゞ

実はこの【湿り空気線図】は他にもたくさんの温度と湿度の関係を表していて、
いろいろな数値を読み取ることができる優れものなんです。

次回はそれを少し解説しますね。お楽しみに(^_-)-☆

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