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越境物がある不動産|売買前に確認したい対処方法

不動産

三谷 亜希子 

筆者 三谷 亜希子 

不動産キャリア12年

すべての出来事に感謝!すべての出会いに感謝!!
この思いを私のモットーとして、どんな時も笑顔を忘れず、皆さまにも笑いをお届けしたいと日々仕事をしております♪
前進あるのみ!!まだまだ成長中ではありますが、お客様に最高の物件がお届けできるようにすることはもちろんのこと、お一人お一人に寄り添ったご提案をさせていただけるよう頑張ります☆彡

越境物がある不動産|売買前に確認したい対処方法

「気に入った中古の土地。でも、隣の家の木の枝や、屋根の一部がこっちにはみ出している…」
不動産売買において、最も多く、そして後々まで尾を引くトラブルが「越境(えっきょう)」です。

「田舎でお互い様だから」「少しはみ出ているだけだから」と軽く見て購入してしまうと、家を建てる時に足場が組めなかったり、最悪の場合は住宅ローンの審査に落ちてしまうことがあります。
この記事では、土地購入時に絶対確認すべき越境物の種類と、2023年に改正された最新の民法ルール、そしてトラブルを防ぐ解決策を解説します。
※本記事は2026年9月現在の民法・不動産関連法規に基づき作成しています。


目次

  1. 1. よくある越境物の種類(空中・地表・地中)
  2. 2. 【2023年民法改正】隣の木の枝は勝手に切れる?
  3. 3. 越境があると住宅ローンが組めない!?
  4. 4. 解決策:契約前の「覚書(おぼえがき)」が必須
  5. 5. まとめ:購入前の「境界明示」を徹底する

1. よくある越境物の種類(空中・地表・地中)

越境トラブルは目に見えるものだけではありません。購入時には以下の3次元で確認する必要があります。

  • 空中:隣の家の屋根(軒先)、雨樋、エアコンの室外機、木の枝など。
  • 地表:ブロック塀やフェンス、擁壁の一部が境界線を越えている。
  • 地中:隣の家の水道管やガス管が、自分の土地の下を通っている(昔の分譲地で非常に多いです)。

2. 【2023年民法改正】隣の木の枝は勝手に切れる?

以前の民法では、隣の木の枝が自分の土地に入ってきても「勝手に切ってはいけない(隣人に切るようお願いするしかない)」というルールでした。これが長年ご近所トラブルの元になっていました。
しかし2023年4月の民法改正により、ルールが変更されました。「枝を切るよう催告したのに相当の期間(約2週間)切ってくれない場合」や「隣人が行方不明の場合」は、はみ出した枝を自分で切り取ることが可能になりました。(切った費用も隣人に請求可能です)。


3. 越境があると住宅ローンが組めない!?

木の枝なら切れば済みますが、問題は「屋根」や「ブロック塀」などの構造物の越境です。
2026年現在、金融機関の審査は厳しくなっており、「他人の所有物が越境している(権利関係が不明確な)土地」を担保にすることを嫌がります。越境問題をクリアにしておかないと、住宅ローンの本審査で否決されてしまう恐れがあります。


4. 解決策:契約前の「覚書(おぼえがき)」が必須

屋根や塀が越境していても、「すぐに壊して直せ」というのは現実的ではありません。そこで不動産取引では、隣人との間で「越境の覚書(合意書)」を交わします。
「現在は越境の事実をお互いに認めます。ただし、将来建物を建て替えたり、塀を壊したりする際には、境界線まで後退させます」という文書にサインをもらうのです。この覚書があれば、銀行もローンを通してくれるケースが大半です。

ポイント
・土地を買う際は、売主に「境界確定測量(正確な境界を決める作業)」をしてもらうのが原則
・「現状有姿渡し(測量なし)」の安い土地は、越境リスクを自分が丸抱えすることになる
・覚書の取得交渉は個人でやらず、必ず仲介の不動産会社に行ってもらう

5. まとめ:購入前の「境界明示」を徹底する

「少しのはみ出しだから大丈夫だろう」という素人判断は、家づくりにおいて致命傷になります。
Superior夢暮では、土地購入の前に現地調査と法務局での図面確認を行い、越境リスクがないか、安全に家が建てられるかをプロの目でジャッジいたします。


「検討中の土地の境界線がどこか分からない」
「安全に家が建つ土地か調べてほしい」
そんな不動産の不安は、ぜひ無料の家づくり相談会へ。
トラブルを未然に防ぐアドバイスを行います。

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