
家のメンテナンス費|10年・20年後に必要なお金とは
家のメンテナンス費|10年・20年後に必要なお金とは
「月々の住宅ローンは払えるから大丈夫!」
そう思って家を建てた方の多くが、10年後、20年後にやってくる「メンテナンス費用の請求」に頭を抱えています。
2026年現在、建築業界における「職人不足」と「資材の高騰」は深刻で、家の修理や外壁塗装にかかる費用は、10年前に比べて1.5倍近くまで跳ね上がっています。初期費用が安い家を選んだ結果、老後の生活資金をメンテナンス費に食いつぶされてしまう「安物買いの銭失い」が社会問題になっています。
この記事では、家を建てた後に必ずやってくるメンテナンスの時期と費用の目安、そして将来の出費を減らす家づくりのコツを解説します。
※本記事は2026年9月現在の建築資材・修繕相場に基づき作成しています。
目次
- 1. 【築10年目】外壁の防水とシロアリ対策の期限
- 2. 【築20年目】水回り設備の寿命と屋根の補修
- 3. 【築30年目】大規模修繕とライフスタイルの変化
- 4. メンテナンス費を激減させる「高耐久素材」
- 5. まとめ:イニシャルから「ライフサイクルコスト」へ
1. 【築10年目】外壁の防水とシロアリ対策の期限
新築から10年。最初にやってくる大きな出費の波です。
一般的なサイディング外壁の場合、板と板の継ぎ目を埋めている「シーリング(コーキング)」というゴムのような素材が紫外線で劣化し、ひび割れてきます。ここから雨水が侵入すると柱が腐るため、足場を組んでの打ち替え工事(約50万〜80万円)が必要になります。
また、新築時に行った「防蟻処理(シロアリ対策の薬)」の効果が切れるのが5年〜10年目です。再施工に約10万〜20万円かかります。
2. 【築20年目】水回り設備の寿命と屋根の補修
築15年〜20年になると、毎日使う住宅設備が次々と寿命を迎えます。
エコキュートなどの給湯器(約40万〜60万円)、システムキッチン、お風呂、トイレの交換などで、総額150万円〜300万円程度の出費が重なります。
また、一般的なスレート屋根の場合、表面の防水塗装が剥がれるため、屋根の再塗装(約60万〜100万円)が必要になるのもこの時期です。
3. 【築30年目】大規模修繕とライフスタイルの変化
築30年を超えると、外壁材や屋根材そのものを張り替える(またはカバー工法を行う)大規模な修繕が必要になり、200万円〜300万円以上の出費が想定されます。
また、子どもが独立して夫婦2人になるなど、ライフスタイルの変化に合わせて間取りを変更するリノベーション費用が発生する時期でもあります。
4. メンテナンス費を激減させる「高耐久素材」
「そんなにお金がかかるなら、家なんて建てられない…」と不安になった方、解決策はあります。
それは、「新築時に、後からメンテナンスがかからない高耐久な素材を選ぶこと」です。
- 外壁・屋根:30年間メンテナンスフリーを謳う高耐久サイディングやガルバリウム鋼板、または塗り壁を選ぶ。
- 床材:定期的なワックス掛けが不要で、経年美化が楽しめる「無垢材」を選ぶ。
- シロアリ対策:効果が半永久的に持続する「ホウ酸処理」を選ぶ。
・「足場」を組む工事(外壁と屋根など)は、同じタイミングでまとめて行うと足場代(約20万円)が節約できる
・太陽光パネルの「パワーコンディショナー(変換器)」も約15年で交換が必要(約30万円)
・新築時に「メンテナンススケジュール(いついくらかかるかの計画書)」を出してくれる工務店を選ぶ
5. まとめ:イニシャルから「ライフサイクルコスト」へ
目先の「建築費の安さ」に飛びつくと、数十年後に後悔します。
Superior夢暮では、「建てる時の費用(イニシャルコスト)」だけでなく、「住んでからの維持費(ライフサイクルコスト)」が最小限になるような、賢い素材選びと長寿命な設計をご提案します。
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