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大津市の中古住宅｜価格相場とリフォームの注意点

不動産 2025.10.14

#大津/建築/不動産 #リフォーム #ローン・補助金・資金

筆者三谷亜希子　

不動産キャリア11年

すべての出来事に感謝！すべての出会いに感謝！！
この思いを私のモットーとして、どんな時も笑顔を忘れず、皆さまにも笑いをお届けしたいと日々仕事をしております♪
前進あるのみ！！まだまだ成長中ではありますが、お客様に最高の物件がお届けできるようにすることはもちろんのこと、お一人お一人に寄り添ったご提案をさせていただけるよう頑張ります☆彡

大津市の中古住宅｜価格相場とリフォームの注意点

「大津市で中古住宅を買って、自分好みにリフォームしたい！」
琵琶湖や比叡山など豊かな自然に恵まれ、京都や大阪へのアクセスも良い大津市は、住宅購入の候補地として非常に人気があります。特に中古住宅は、新築に比べて価格が手頃で、自分たちのライフスタイルに合わせて自由にリフォームできるのが大きな魅力です。

しかし、「実際の価格相場はどのくらい？」「リフォームで失敗しないための注意点は？」といった疑問や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。この記事では、大津市の中古住宅の価格相場や、購入前に知っておきたいリフォームの重要ポイント、活用できる補助金制度など、プロの視点から詳しく解説します。

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1. 大津市の中古住宅｜エリア別の価格相場

大津市の中古住宅の価格は、エリアによって大きく異なります。一般的に、JR湖西線や琵琶湖線沿線の駅に近いエリアは利便性が高く、価格も高くなる傾向があります。不動産情報サイトなどによると、大津市全体の中古一戸建ての価格相場は約1,900万円～2,000万円前後が中心です。

エリア例	特徴と価格傾向
JR大津駅・膳所駅周辺	市の中心部で商業施設も多く交通至便。人気が高く、価格も市内で比較的高めです。
堅田・雄琴など湖西エリア	琵琶湖の自然を身近に感じられる住宅地が広がります。駅からの距離や築年数により価格は様々です。
石山・瀬田など湖南エリア	大学や企業のキャンパスも点在し、ファミリー層に人気。比較的新しい住宅地も多く見られます。

チェックポイント
● 大津市全体の中古戸建て相場は約1,900万円台からが目安
● 利便性の高い駅周辺は価格が高くなる傾向にある
● 自分たちのライフスタイルに合ったエリア選びが大切

2. 購入前にチェック！リフォームの重要ポイント

中古住宅を購入してリフォームする場合、物件探しの段階からリフォームの視点を持って内覧することが成功のカギです。見た目のきれいさだけでなく、建物の基本的な性能をしっかりチェックしましょう。

構造の傾きや歪み：床にビー玉などを置いて転がり方を確認したり、ドアや窓の開閉がスムーズか試したりするだけでも、簡単なチェックが可能です。
雨漏りの跡：天井や壁にシミやカビがないか、特に窓のサッシ周りや押入れの奥は念入りに確認しましょう。
シロアリの被害：基礎や柱、玄関の框（かまち）などの木部に、不自然な凹凸やフンがないかチェックします。
給排水管の状態：水道の蛇口をひねり、水の出方や排水の流れ、異音がないか確認します。古い物件では配管交換に高額な費用がかかることもあります。

チェックポイント
● リフォームで「直せる部分」と「直せない部分」を見極める
● 構造・雨漏り・シロアリ・配管は特に重要なチェック項目
● 不安な点は専門家（ホームインスペクター）に調査を依頼するのも有効

3. リフォーム費用と活用できる補助金

リフォーム費用は工事内容や規模で大きく変わります。また、大津市では定住促進や空き家の有効活用を目的としたリフォーム補助金制度があり、条件を満たせば費用の一部を補助してもらうことが可能です。

項目	内容・注意点
リフォーム費用の目安	内装のみなら数百万円から、水回り全ての交換で200〜500万円程度、間取り変更を伴うフルリノベーションでは1,000万円以上になることもあります。
大津市定住促進リフォーム補助金	市外からの転入世帯や、子・孫世帯との同居のために空き家をリフォームする場合などが対象。工事費の10%（上限30万円）が補助されます。（※要件・期間等は要確認）

チェックポイント
● 「物件価格＋リフォーム費用」で総額の資金計画を立てる
● 大津市の補助金は、転入者や同居世帯などが対象になる場合がある
● 補助金の申請は【工事着手前】が原則のため、必ず事前に市役所へ確認を

4. 構造で変わるリフォームの自由度と注意点

希望通りのリフォームができるかどうかは、建物の構造（建て方）に大きく左右されます。特に間取りの変更を考えている場合は、購入前に構造の確認が必須です。

木造軸組工法（在来工法）：柱と梁で建物を支える日本の伝統的な工法。壁を撤去するなどの間取り変更がしやすく、リフォームの自由度が高いのが特徴です。
ツーバイフォー（2×4）工法：壁パネルで建物を支える構造です。耐震性が高い一方、構造体力上、撤去できない壁があるため間取り変更に制限が出やすいです。
鉄骨造・RC造：主にマンションなどで採用される構造です。木造に比べ、こちらも間取り変更には制約が多くなります。

チェックポイント
● 間取り変更の自由度は「木造軸組工法」が最も高い
● 壁を壊せるかどうかは、建物の強度に関わる重要な問題
● 不動産会社やリフォーム会社に構造を確認してもらうのが確実

5. 実例紹介｜大津市の中古住宅リノベーション

実際に大津市で中古住宅を購入し、リノベーションしたお客様の事例をご紹介します。

物件概要	リフォーム内容	ポイント
築35年木造2階建て	間取り変更（3LDK→2LDK）、水回り全交換、外壁・屋根塗装	細かく仕切られた和室をなくし、明るく広々としたLDKを実現。断熱材を追加し、冬も快適な住まいになりました。
築25年木造2階建て	内装全面リフォーム、キッチン・浴室交換、耐震補強	デザイン性の高い内装に一新。市の補助金を活用して耐震補強工事も同時に行い、安心・安全な暮らしを手に入れました。