No.7 【湿り空気線図】の見方について③
いつもブログを読んでいただいてありがとうございます。
このブログを読んでいただいている皆さんは以前よりも
温熱環境の自然現象と物理的な知識が身についてきましたね!(^^)!
周りの結露で悩んでいる人たちに少し自慢できると思います。
今回も引き続き【湿り空気線図】の見方についてです。
空気は温めると相対湿度が下がることで、持てる水蒸気量が増えるということでした。
暖房すると相対湿度が下がるため、乾燥する感覚になるのはこのためでしたよね(+o+)
だから乾燥させないためにも、暖房するときにはたくさん加湿が必要なんです。
加湿しても温かい空気はたくさん水蒸気を持てますからね。
それに、サウナの話であったように温かく感じることができます(^_-)
ちょっとまてーい( `―´)ノ
そんなに加湿したら余計に結露しやすくなるんじゃないの(; ・`д・´)って思われた方!!
正解です(*^^)v
ただし、このまま何の対策もしなければということです。
実際に考えてみましょう(*^。^*)
ガラスのコップに冷たい水を注ぐとガラスの表面に水滴がついて結露しますよね。
窓ガラスも同じ原理で暖房した部屋側に水滴がつきます。
つまり、温かい空気側に水滴がつくのです。
温かい空気が表面で冷やされて水滴になったものが結露ですから当たり前ですよね(^_^;)
これを防ぐには表面が冷たくなければよいのです(^^)v
ガラス表面が温かければ空気が冷やされることもありません。
以前のブログで今の空気が何℃になったら結露してしまうのかを知る方法をお話しましたよね(^_-)-☆
そう、【露点温度】です(^^♪
今の部屋の温度と相対湿度を把握して、部屋の空気が露点温度以下に
冷やさなければ確実に結露対策ができるのです( `―´)ノ
具体的な方法として○○○○や○○○○が有効ですよね\(^o^)/
もっと知りたいと思った方は弊社までお気軽にお問合せください(*^▽^*)
結露対策はリビングなどの人がたくさん集まる部屋だけをおこなうのでは
実はあまり効果がありません。
家には玄関、お風呂、洗面室、トイレなど、暖房していない部屋が他にもあります。
つまり、温度差がある部屋が存在する。
実はこれがまたやっかいなんです(゜o゜)
水蒸気の物理特性として【水蒸気分圧】というものがあります。
またよくわからん言葉をほりこんできよったと思われても仕方ないのですが、
この考え方が非常に重要です(・ω・)ノ
この理論を理解していなければ、温度や湿度のある程度の知識を得て、
結露のメカニズムを理解した対策をしたはずなのに、
思うような効果が出ないどころか取り返しのつかない大変なことになってしまいます( ゚Д゚)
次回はとても重要な【水蒸気分圧】を説明していきますね(^o^)丿
お楽しみに(^_-)-☆