マンションと戸建ての違いって何⁉何を基準に選ぶのか徹底検討‼
マンションと戸建ての違い
これから住宅購入をするときに悩むこと。
それは、マンションにしようか?一戸建てにしようか?……。
多くの人が悩むところですね。最近のマンションと一戸建ての事情も踏まえ、
住み心地や将来の資産価値、金額など、
5つの視点から比較検討してみたいと思います。
ご紹介は全5回に分けてご紹介していきます!
マンションと戸建ての違い
①まずは販売価格の違いから!
数年前までは、「一般的にマンションは一戸建てより価格が安い」という
イメージがありました。
しかし近年、都心部を中心にマンション価格が上昇しています。
不動産経済研究所の調べによると2020年の首都圏の新築マンションの平均価格は
6,083万円(㎡単価:92.5万円)でした。
2011年は同4,578万円(同:65.0万円)だったので、+32.9%(㎡単価で+42.3%)も価格は上昇しています。
近畿圏を見てみると、2020年の平均価格は4,181万円(㎡単価:69.1万円)、
2011年の平均価格は3,490万円(㎡単価:49.9万円)だったので、
首都圏ほどの上昇率ではありませんが+19.7%(㎡単価で+38.4%)も上がっています。
中古のマンションと一戸建ての比較
近畿不動産流通機構の調べでは、2021年の近畿圏の中古マンションの平均成約価格は2,525万円(㎡単価:36.67万円)でした。2011年は同1,691万円(㎡単価:24.2万円)です。
対して中古一戸建ての平均成約価格は2021年の2,005万円に対して2011年は1,904万円です。
近畿不動産流通機構調べ
一戸建ての平均成約価格が10年で+5.3%なのに対してマンションは+49.3%と、その違いは明らかです。
マンションにはタワーマンションや高層階の眺望を重視した比較的高額な物件、駅直結、
もしくは徒歩数分以内といった立地面で優位性をもつ物件も含まれているため
戸建て住宅と比較する内容が異なる部分もあり、単純にどっちが良いといった比較は難しいものです。
とはいえ、ここ10年間の価格変動はすごいですね。
また、全般的な傾向として、郊外にいくほど一戸建ては多く、都心部にいくほどマンションは多くなります。
まとめ
住まいを検討する上で大切なことは個人のライフスタイルを基本として、住まいのある地域で、その環境で実現したい暮らしの優先度は何なのかを考えることが大切です。
地域性や利便性、周辺環境など自分たちでは変えようがない条件は日々の暮らしに大きく関わってきます。
単純な価格だけの比較検討ではなく、自分や家族のライフスタイルを想像しながら検討していきたいですね。
次回は資産価値で比較検討してみます。お楽しみに!!