住宅ローンの審査に通りにくい中古マンションにはどのようなものがある?
住宅ローンを利用して新居を購入する場合は、住宅ローンの審査に通らなくてはなりません。
しかし、ご自身ではなく建物に原因があって審査に落ちるケースもあり、とくに中古マンションの購入時には注意が必要です。
今回は、住宅ローンの審査に通りにくい中古マンションを3種類ご紹介します。
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住宅ローンの審査に通りにくい中古マンション①旧耐震基準の物件
現在の耐震基準が施行されたのは、1981(昭和56)年6月のことです。
そのため、築40年以上の中古マンションは、旧耐震基準で建てられている可能性があります。
現在の耐震基準は震度6強~7程度でも倒壊しないことが基準であるのに対し、旧耐震基準では震度5強程度で倒壊しないことが求められています。
住宅ローンの審査では、建物の資産価値も判断材料のひとつです。
耐震性能が低い可能性がある旧耐震基準の中古マンションは資産価値も低くなり、審査に通りにくい傾向があります。
旧耐震基準で建てられた中古マンションの購入時に住宅ローンを利用したいのであれば、フラット35がおすすめです。
フラット35は独自の基準によって審査しているため、旧耐震基準の物件であっても、基準を満たして適合証明書を取得すると借り入れができます。
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住宅ローンの審査に通りにくい中古マンション②再建築不可の物件
建築基準法で定められている接道義務を満たしていない土地には、現在建っている建物を解体すると再建築ができません。
建築時には問題がなかったものの、長い年月が経つうちに、ルール違反となってしまったケースも存在します。
このような土地に建つ中古マンションは、災害などで焼失したとしても建て直せません。
買主は引っ越し費用や新居の費用などを支払いながら、焼失した中古マンションの住宅ローンも返済することになります。
住宅ローンの返済が滞るリスクが高くなり、中古マンション自体の資産価値も低く評価されることから、住宅ローンの審査で落とされてしまうのです。
再建築不可の物件で住宅ローンを利用しようと思っても、基本的には難しいでしょう。
そのほかのローンを利用できないか、専門家に確認することをおすすめします。
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住宅ローンの審査に通りにくい中古マンション③借地権付きの物件
借地権とは、建物を所有するために土地を借り、使用する権利のことをいいます。
借地権付きの中古マンションは、売主ではない方の土地にマンションが建っている状態です。
そのため住宅ローンの利用時には、土地の所有者の許可を得なくてはなりません。
しかし、借地権付き建物のように「借地権が関わる住宅ローン」の融資は、銀行側のリスクが大きいため審査も厳しくなりがちです。
また、借地権付きの物件は、そうでない土地よりも資産価値が低く評価されます。
借地権には種類があり、借地権が設定されている理由もさまざまです。
中古マンション購入時に住宅ローンを利用するのは難しく、利用できたとしても借り入れ期間などが複雑になるため、住宅ローンを利用したい場合は専門家に相談することをおすすめします。
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まとめ
住宅ローンの審査に通りにくい中古マンションには、「旧耐震基準の物件」「再建築不可の物件」「借地権付きの物件」があります。
旧耐震基準の物件は、適合証明書を取得できればフラット35の利用が可能です。
再建築不可の物件と借地権付きの物件は住宅ローンを利用できないケースが多いため、専門家に相談することをおすすめします。
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