定期借地権付きマンションとは?購入のメリットや向いている方を解説
マンションの購入を検討されている方のなかには「定期借地権付きマンション」との文字を目にした方もいるのではないでしょうか。
定期借地権付きマンションは、所有権を購入する分譲マンションと異なる点が多く、双方の違いをしっかり理解しておく必要があります。
今回この記事では、マンションの購入をご検討中の方に向け、定期借地権付きマンションの仕組みについて解説します。
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定期借地権付きマンションとは?
定期借地権付きマンションとは、土地の借地期間が決まっているマンションです。
定期借地権付きマンションと、一般の分譲マンションは、土地の利用権を借りる(借地権)か、土地を購入する(敷地権)かに違いがあります。
借地権には、普通借地権・定期借地権・旧法借地権の3種類があり、定期借地権はマンションが建った段階で借地契約期間が決まっており、更新もおこなわれません。
つまり、借地契約期間の終了後は、建物を取り壊して更地にしなければならないのです。
定期借地権付きマンションに適用される一般定期借地権は、契約期間が50年以上となっており、近年では60年から70年程度の契約期間が主流となっています。
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定期借地権付きマンションを購入するメリット・デメリット
定期借地権付きマンションは、土地を購入しない分通常の分譲マンションよりも価格を抑えられるほか、固定資産税や都市計画税もかからない点がメリットです。
駅の近くや都心など好立地の場所に建っている物件も多く、立地を重視したい方におすすめです。
一方、借地権の契約期間満了後は建物を取り壊し、土地を更地にして所有者へ返還しなければいけない点はデメリットといえます。
購入価格は分譲マンションより安いものの、毎月の地代や解体積立金がかかる点にも注意しなければなりません。
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定期借地権付きマンションの購入に向いている方
定期借地権付きマンションの購入に向いているのは、マンション購入にかかる初期費用を抑えたい方や、将来子どもへの相続の予定がない方です。
先述したように、土地の権利がない分購入価格が安くなるため、分譲マンションに比べ初期費用を抑えられます。
また、将来子どもへの相続の予定がない方にとっては、借地期限終了後に土地を返還する仕組み上、後々物件の取り扱いで困ることもないので、安心して暮らしやすいといえます。
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まとめ
定期借地権付きマンションとは、土地の借地期限が決まっているマンションであり、借地期限終了後は建物を取り壊して更地にしなくてはなりません。
定期借地権付きマンションは、分譲マンションに比べ価格を抑えられる点や、固定資産税や都市計画税などがかからない点などがメリットである反面、毎月の地代や解体積立金がかかる点がデメリットといえます。
定期借地権付きマンションの購入が向いているのは、購入にかかる初期費用を抑えたい方や、子どもへ相続する予定がない方です。
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